今年も11月16・17日と東京ビックサイトにてビルメンヒューマンフェアが開催されました。私も参加して参りました。今年はなんといっても清掃ロボットの展示が多く、人材不足解消への期待の高さが感じられました。数年前に感じていた、導入は少し早いかなぁというレベルから進歩していて、そろそろ当社でも導入に向け具体的に検討を進めたいレベルになってきているなと思いました。性能＋価格が希望の枠内に入ってきている感じです。とは言え、まだまだコストは高く、性能も改善の余地はあります。最後は人間が扱う物であり、この高額な機械を現場で使いきれるのか？が今後のテーマのようです。

　次に興味を持ったのは、ビルクリーニング競技大会です。競技大会が行われている事は前々から知っていましたが、今回少しゆっくりと見学することができ新しい発見がありました。選手達は全国の地区予選を勝ち抜いた会社の代表であり、時間内に決められたコートでのワックス作業を手順よく行います。競技開始前には、各社の応援合戦もあり、どの競技者にもおおよそ５０名程度の応援団がやってきて応援します。私は平日にこれだけの人員を応援に割ける企業規模にびっくりしました。残念ながら当社では到底無理な事です。現場に誰もいなくなっていまします。（笑）大きな会社はほんとうにすごいですね、びっくりです。

　競技は2面のコートで同時に行われるのですが、競技が始まると、選手の動きや作業の出来栄えをチェックするための審査員がコートをぐるりと囲み、何やら手元のクリップボードに得点を付けていて、作業終了の時間とその得点によって優劣がきまるようでした。

　後日、競技結果を確認した所、関西地区代表の選手が優勝していました。審査結果を見てみるとほとんどの選手がなんらかの賞をもらっているようで、その辺りもほのぼのしていいなぁと感じました。また、機会があれば是非観戦してみたいです。

　さて１２月です。今年は我ながら激動の１年でした。来年も健康で、いつも笑っている事をテーマに日々邁進して参ります。皆さま、今年もお世話になりました、どうぞ良いお年をお迎えください。

　

代表取締役社長　米谷　英之