冨士ファミリー通信 2024.6月号

近況

 大変過ごしやすい5月でした。一年を通して毎月こんな気候だったらいいのになぁと思っておりました。

さて、今月は当社の決算月でもあり、私の誕生日月でもあります。会社は65期へ、私は54期へと入る事になります。

 残念ながら今期の決算はあまり思わしいものではありません。皆さんは大変頑張って頂いておりますので、これは全て経営者である私の責任であります。誠に申し訳ありません。

詳細を申しますと、昨年秋口から20年来取引のあった当社の主要現場が入札に負け解約となり、さらに50年来清掃業務受託しておりましたビルも経年劣化での取り壊しが決まり解約となり、また先月にはこちらも20年来警備管理しておりました物件が価格競争に追いついていけなくなり解約となりました。

 長い間仕事をしておりますと、どれほど普段頑張っていても、このようにマイナス事項が立て続けに起こる事が約12年に一回あります。前回のマイナスインパクトは2013年に起こりましたので、私としては驚くことなく受入れ、日々やる事をやるのみという心境で今期を過ごしておりました。

プライベートでは父も他界致しましたし、私自身半年程体に不安を抱えながら過ごしましたし、正直よくない一年でした。

しかし、新しい期が始まります。すでにいろいろな取り組みを始めておりますので、この先どうなるのか?非常に楽しみにしております。そしてこの先には光がうっすらと見えてきているのを感じています。

 降り止まない雨はないし、明けない夜もないのです。また太陽が昇ります。人生とはこの繰り返しだと思います。ダメな時はジタバタせずに静かに時が過ぎるのを待つのです。時期が来ればチャンスは自ずと目の前にやって来ます。

 あまりよくない年でしたが、結果的に体は問題なく私は元気で、心を病むこともなく、それなりに楽しく日々過ごす事ができました。これは家族を始め、私を支えてくれているファミリーの皆さまのお陰だと心に銘じ、いつかきっと御恩返しする事を実現したいと思います。

                       代表取締役社長 米谷 英之

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